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【プログラミング】HTML以外のプログラミング言語って何のために使う?初心者向けにわかりやすく説明します
■この記事を読んでわかること
HTML、CSSとJSが少しだけ分かるが、他のプログラミング言語についてはよく分からない人へ。これを機にプログラミングの肝となるバックエンド(サーバー)言語を学びませんか?
この記事を読むとあなたの知らないプログラミング言語の使われ方の概要が分かります。
プログラミング言語の概要を知ることが第一
① プログラミング言語の種類は大きく3つ
プログラミング言語は何種類もあります。
種類多い・・複雑そう・・と抵抗感覚える方もいるかも知れないですが、やりたいこと、できることは人間が日常からやっていることとあまり変わらないです。
結局プログラミング言語を使ってやりたいことは、①画面描画、②計算処理、③データベース操作の3つのどれかに当てはまると思います。
これを人間に照らし合わせて見ると、①表現、②思考、③記憶になります。
簡単じゃないですか?
世の中には色々なプログラミング言語があって、それぞれに特性があります。でも大体この①、②、③の動きを実現するものなんだな、と覚えてもらえれば今はOKです。
HTML・CSSが使えてJSが多少わかるような方に向けて、すこし踏み込むと、対応する代表的な言語はこんな感じになります。
②計算処理はJS・PHP・Python(→人間でいうと例えば、頭の中の暗算)
③データベース操作はSQL(→人間でいうと例えば、記憶)
余談ですが、プログラミングでは削除という概念が存在します。普段からファイルをゴミ箱に捨てたりしますよね。これ、人間にはできないことです。(昨日の二日酔いの記憶も消せたら・・)
② 言語間の違いをもうちょっと詳しく説明
次に、Webアプリケーションにおいて、そのプログラムがどこで実行されるか?の違いを掴んでください。重要な単語として、
- フロントエンド
(ユーザのPCで処理されるプログラム。例、chromeでGoogle.comを表示) - バックエンド
(サーバーで処理されるプログラム。例、ユーザがブラウザでGoogleを開いたときに、その人の履歴からおすすめ記事を選定)
の2つが頻出単語です。 先程の①〜③に当てはめて見ると、
①画面描画はフロントエンド、②計算処理・③データベース操作はバックエンドと分類されます。
人間でいうと、鏡に映るところがフロントエンド、映らないところがバックエンドという感じでしょうか。
ここまでで、「プログラミングを学ぶ」上で、計算処理をやろうとしたらバックエンドを勉強するということになります。
逆にいうと、例えばPythonなどの言語をフロントエンドとして動作させることはありません。
バックエンドはどこで動いているのか?これはサーバーの中です。
あなたがPCからどこかのサイトにログインしたとすると、こんな処理が走っています。
ログイン情報を入力してOKを押すと、サーバの中であなたの情報を探し始めます。ユーザ情報を登録するためにデータベースがあるので、そこにデータが登録されているか確認します。
仮にあなたの情報が登録されていたとしたら、ログイン成功の判定をして、あなたの画面をログイン完了画面に遷移させてくれます。
まとめ
プログラミング言語の使われ方が分かりましたか?今回のまとめです。
- プログラミング言語を使ってやりたいことは、①画面描画、②計算処理、③データベース操作
- 人間に照らし合わせて見ると、①表現、②思考、③記憶
- 画面描画はフロントエンド、計算処理・データベース操作はバックエンドと呼ばれる
- PythonやJavaなどの多くのプログラミング言語は主に計算処理(バックエンド)のための言語。
- よって多くの商業用のシステムはこのバックエンドが肝になってくる